大手石油製品販売グループ関連会社A社様向け マネジメント研修 導入事例

こんにちは。石井です。

本日は、大手石油製品の販売グループ関連会社A社様に提供した、マネジメント研修の実施事例をご紹介します。

実施概要

■導入企業名:大手石油製品の販売グループ関連会社A社様
■業界:石油
■お客様規模:約300
■実施年:2021
■実施目的・ゴール
【目的】
・ドラッカーのマネジメントの原理原則を理解し、部下メンバーへの育成力を高める
・組織の力を向上するためのリーダーを育てる

【ゴール】
・ドラッカーのマネジメントの原理原則を理解する
・セルフリーダーシップの源を言語化する

 ■研修名
マネジメント研修

 ■受講対象者
・全国の副支店長(13名)
※平均して、部下メンバー3名の育成責任を持っています。

解決したい課題

お客様の背景と課題感は次のような内容でした。

■背景
お客様の社内では、いくつかの教育施策が実行されていました。また、OJTでの営業メンバー育成にも力を入れており、OJTハンドブックも存在します。

 一方で、OJTを受ける側の若手営業メンバーは、営業の楽しさを感じることができず、モチベーションが高まらない状況でした。それにより、メンバー育成に行き詰まっている副支店長が多く存在しました。

課題感
副支店長は、営業担当者時代に優秀な営業成績を収め、マネージャーに昇進しています。そのため、営業手法には一定の自信があり、その手法を部下メンバーにも実行してほしいという想いがありました。

 また、副支店長の多くは、営業担当者時代に特定の営業教育を受けていません。そのため、多くの副支店長の営業手法は我流であり、マネジメントスタイルもバラバラであるという状況です。

 副支店長は、若手営業メンバーの育成以外にも、支店長の補佐として事務的な仕事をしています。目の前で片づけなければならない仕事も多く、つい部下育成は後回しになってしまっていました。

 その結果、若手営業メンバーは心の内を打ち明ける上司が存在せず、モチベーションも低くなり、結果として営業で成果を出すことも楽しむこともできない状況になっていました。

 そこで、本施策では、副支店長の育成に焦点を当てつつ、若手営業メンバーを引っ張っていくためのリーダーシップを鍛えることに主眼を置きました。

本施策のゴール

本研修では以下のゴールを設定しました。

 ・ドラッカーのマネジメントの原理原則を理解する
ドラッカーのマネジメントの原理原則は、国が変わっても、職種が変わっても、時代が変わってもビジネスパーソンが持つべき教養の1つです。もちろん、部下育成をしている副支店長には、必須の内容になっており、まずは原理原則をしっかりと学んでいただくことをゴールとしました。

・セルフリーダーシップの源を言語化する
マネジメントの原理原則を学びつつ、本研修ではセルフリーダーシップの開発にも力を入れました。副支店長は、若手営業メンバーを引っ張り、チームをリードしていく存在です。チームをリードするためには、まずは自らをリードしなければなりません。そのため、セルフリーダーシップをじっくり考える時間を設けました。

 ドラッカーも、数々の書籍において、

「自分自身をマネジメントできなければ、他者をマネジメントすることはできない」

という言葉を残しています。

実施詳細

上記のゴールを設定し、マネジメント研修を実施しました。 

■研修内容
マネジメント研修

【研修の特徴】
本研修は、3つの特徴があります。

その1: 若手と副支店長の面談時間の設定
研修内で、1on1ミーティングの観点をレクチャーしました。具体的な進め方や実践で活かせるノウハウを講師からお伝えし、現場でも即実践していただく環境を設定しました。研修は、受講して終わりというのが一番もったいないと言えます。学びと実践をつなぐことが、研修実施においては大切なのです。

その2:ストレングスファインダーの活用
部下育成で大切なことは、部下の強みを把握して、活かすことです。「強みにフォーカスする」ということは、ドラッカーのマネジメント理論でも大切な幹です。そのため、副支店長本人と部下メンバーがどういう強みを持っているのかを分析する必要があります。

その1で記述した1on1ミーティングに加えて、ストレングスファインダーも実施することで、強みを把握して、マネジメントをしていく下地作りをしました。

その3:カスタマイズとノウハウフリー
本研修は、A社様向けにカスタマイズをして作成しました。本コンテンツは、研修実施後にパワーポイントでA社様に納品させていただきました。この納品物は、今後A社様が社内で勉強会を実施したり、内製化の研修をしたりすることにお役立ちいただきます。

※株式会社アルヴァスデザインでは、多くの研修において、実施後に研修のパワーポイントをお客様に差し上げるノウハウフリーを遂行しています。

結果

■成果
本研修では下記の成果を得ることができました。

ドラッカーのマネジメント理論を理解して、現場で実践している動きが出たことは大きな成果です。ややアカデミックと理解されていることが多いドラッカーのマネジメント理論ですが、座学にとどまらず現場で実践していく姿が見られたことは、大きな進歩であったと言えます。

 実際に、若手営業メンバーの中から、「副支店長と話をする機会が得られて、営業に前向きになった」という声があがってきました。

お客様の声

■受講生からの声

・受講生Xさん
部下の強みにフォーカスすることは、全然できていなかった。欠点はあまり指摘せず、部下の強みをどう活かして成果につなげるか、考えていきたい。

 ・受講生Yさん
自分が組織をリードしていく気概を持てた。セルフリーダーシップを学べたことは、そのいいきっかけになった。

 ■教育担当者様の声
若手営業メンバーの士気が低いことは、副支店長の悩みの種でした。本研修で、そのすべてが改善されたわけではありませんが、一歩は踏み出せたと思います。社内で継続して、1on1ミーティングを実施して、副支店長と若手営業メンバーの関係作りをしていきたいです。

石井 健博
この記事を書いた人

石井 健博

ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。3歳息子のパパ。

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