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2022.07.13

(2022年7月更新)最新プレゼンツールおすすめ9選!無料で使えるツールもご紹介!

お客様に自社製品・サービスの魅力を伝えるため、また社内でスムーズな情報伝達を行うために、今やプレゼンテーションツール(以下、プレゼンツール)はビジネスの場に欠かせないものとなっています。

Microsoft社のPowerPoint(以下、パワーポイント)がその代表的な例ですが、決まりきったフォーマットにうんざりしていたり、デザインがありきたりになってしまったりと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、世界でもすでに多くの企業で採用されている最新のプレゼンツールを9つご紹介します。ビジネス用として高い機能を備えたものから無料で使えるものまで、それぞれ特徴を見ていきたいと思います。

プレゼンツールの概要

プレゼンツールは今やビジネスの場に限らず教育の場などでも欠かせないものとなっていますが、実際にどのようなもののことを言うのかを説明します。

プレゼンツールとは?

プレゼンツールとは、相手に伝えたい情報を文字や表、グラフなどでスライドと呼ばれるページ上にまとめ、資料を作成するためのツールです。お客様への商品・サービス説明や社内での情報共有、教育マニュアルの作成など多くの目的で使用されます。

プレゼンツールの種類

プレゼンツールの種類は、大きく分けると以下のとおり2つあります。

  • ソフト型
  • オンライン型・クラウド型

現在も有名なプレゼンツールであるMicrosoft社のパワーポイントは、ソフト型に該当します。最近ではWeb版パワーポイントも普及していますが、多くの企業で現在使用されているのはパソコンにインストールすることで使用できるソフト型でしょう。

ソフト型は一度購入してしまえば半永久的に使用でき、オフラインでも利用できる点にメリットがあります。一方で、複数のグループでの共有や共同作業がやや面倒、資料を保存することでパソコンの容量を圧迫するなどのデメリットも存在します。

そのような中注目されているのが、オンライン型・クラウド型のプレゼンツールです。

オンライン型・クラウド型のプレゼンツールとは、ユーザーがツールを提供する会社の管理するクラウドサーバーにインターネット接続することで、資料の閲覧・作成・編集などのサービスを利用できるシステムのことです。

オンライン型プレゼンツールの特徴

オンライン型プレゼンツールには、以下のようなメリットがあります。

  • グループでの共同作業や編集がしやすい
  • ファイルの保存・管理が簡単
  • 常に最新の機能を利用できる

従来のソフト型ツールでは、一人が編集している間はそのファイルを触れないため別の仮ファイルを作ってしまい結果どれが最新版かわからない…といった事態もよく発生します。

しかし、オンライン型ツールでは1つのファイルを共同で編集できるため、不要なファイルを乱立させる必要がなく管理の手間も減るのです。

プレゼンツールを選ぶ際のポイント

では、数多く存在するプレゼンツールの中から自社に合ったものをどのように選べばよいのでしょうか。選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

その1:ツールが目的や用途に合っているか

まずは自社でプレゼンツールを導入する目的や用途を明確にし、それらが最も実現しやすそうなツールを選びましょう。

または現状のツールについて困っていること・改善したいことがしっかりカバーできるかどうか、という基準を持って選ぶことがおすすめです。

その2:ツールを使用するための環境が整っているか

いくら便利なツールを見つけても、ツールを使用するための環境が自社に整っていなければ元も子もありません。

そもそも社員全員にインターネット接続が可能なパソコンが行き渡っているかという基本的なことから、新しいITツールをきちんと使いこなせる人材が揃っているかどうかなど、導入の障害となるような事柄がないか事前に検討しておくことが必要です。

その3:費用は予算内に収まっているか

最後に留意すべき点としては、ツールの使用にかかる費用が予算内に収まっているかということです。多くのツールは無料でも使用できますが機能が制限されている場合も多く、ビジネスユースの場合は有料版を導入する例が多いでしょう。

月額などで支払うパターンが多いかと思いますが、使用人数ごとに金額が変わるのか、サービスの更新時に都度料金が必要なのかなど、具体的に今後必要となる費用のシミュレーションをしておくと安心です。ま

た、価格改定などで金額が上がった場合も使い続けられるか?という点も考慮しておくとよいでしょう。

プレゼンツールおすすめ9選

ここからは、プレゼンツールおすすめ9選をご紹介していきます。いずれもオンライン型で利便性が高いものですが、それぞれ特徴が少しずつ異なるため、自社に最も合うツールを選ぶ際の参考にしてください。

おすすめ1:Google Slide(グーグルスライド)

Google Slideは、その名の通りGoogle社が提供するプレゼンツールです。

会社でGoogleドライブを使用している場合、Googleドライブ上へ自動保存されるため、複数人での共有や共同作業なども簡単に行えます

主な特徴としては以下のとおりです。

  • 他のGoogleツールとも簡単に連携が可能
  • Microsoft社のパワーポイントのオンライン編集も可能
  • スマホやタブレットでもアクセスが可能
  • 操作がシンプルで使いやすい

【料金】

  • 最初の14日間は無料
  • Business Starterプラン: 680/
  • Business Standardプラン: 1,360/
  • Business Plusプラン: 2,040/

>Google Slide

おすすめ2:Sway(スウェイ)

Swayは、Microsoft社が提供する無料のプレゼンツールです。

パワーポイントほどの性能はありませんが、以下のような便利機能を備えています。

  • Microsoftアカウントがあれば無料で利用可能
  • 他のMicrosoft製品とも簡単に連携が可能
  • スマホやタブレットでもアクセスが可能
  • デザインのテンプレートが豊富で誰でも美しいスライドを作成できる

ソフト型のパワーポイントには限界を感じている、という場合はMicrosoftユーザーなら無料で気軽に使えるSwayから試してみるのもおすすめです。

【料金】

Microsoftアカウントがあれば無料

>Sway

おすすめ3:Prezi(プレッツィ)

PreziPrezi Inc.が提供する、「次世代のプレゼンツール」「2.5次元」と表現されるように、非常に動きのあるプレゼン資料を作成できるツールです。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 200以上のテンプレートがあり初心者でもインパクトある資料を作成できる
  • ビデオ通話が可能で臨場感あるプレゼンができる
  • パワーポイントファイルの読み込みが可能

【料金】

  • ベーシックプラン:無料
  • Plusプラン:12ドル/
  • Premiumプラン:16ドル/

>Prezi

おすすめ4:Slides(スライズ)

Slidesは、Slides, Inc.が提供する、直感的な操作で美しいプレゼン資料が作成できるツールです。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 写真や動画の埋め込みが簡単にできる
  • スマホやタブレットでもアクセスが可能
  • 作成したプレゼン資料をWebページに配置できる

【料金】

  • 無料プランあり(作成データのオンライン公開、250MBの容量制限付き)
  • Liteプラン:7ドル/
  • Proプラン:14ドル/
  • Teamプラン:28ドル/

>Slides

おすすめ5:Zoho show(ゾーホーショー)

Zoho showZoho Corp.が提供する、Googleアカウントがあればブラウザからアクセスして簡単に使用できるプレゼンツールです。

主な特徴を述べると、以下のとおりです。

  • 複数人で共同作業・編集する際に便利な機能が豊富
  • スマホやタブレットでもアクセスが可能
  • パワーポイントやPDFなどさまざまな形式のファイルのインポートが可能

【料金】

Zohoアカウントへの登録により無料で利用可能

>Zoho show

おすすめ6:ClearSlide(クリアスライド)

ClearSlideClearSlide社が提供する、営業・マーケティング活動に役立つプレゼンツールです。

主な特徴としては以下のとおりです。

  • お客様へのプレゼンや資料送付をオンラインで簡単に行える
  • お客様が資料のどの部分に興味を示したかなど様々なデータを分析できる
  • オンラインミーティング機能でお客様とのやり取りがスムーズに行える
  • スマホやタブレットでもアクセスが可能

【料金】

  • 無料トライアルあり
  • 35ドル/月~プランあり

>ClearSlide

おすすめ7:Scrapbox(スクラップボックス)

ScrapboxNota社が提供する、プレゼン資料作成のほかにメモやマニュアルなどデータの管理機能に優れたツールです。

主な特徴は以下のとおりです。

  • メモや簡素な資料を簡単にスライドに落とし込める
  • 膨大な量の資料を簡単に検索・閲覧・更新できる
  • グループでのミーティング機能あり

【料金】

  • 保管するデータを公開する場合は無料
  • ビジネス目的(非公開設定)の場合:1,000/

>Scrapbox

おすすめ8:Canva(キャンバ)

CanvaCanva社が提供する、あらゆるものを自由にデザインするためのオンラインツールです。

特徴としては以下のとおりです。

  • 25万を超える豊富なテンプレート・素材
  • ブラウザ・アプリから簡単にアクセス可能
  • グループで簡単にデザインを共有できる

【料金】

  • 無料プランあり
  • Canva Proプラン:1,500/
  • Enterpriseプラン:3,000/

>Canva

 おすすめ9:Adobe Creative Cloud Express(アドビ クリエイティブ クラウド エクスプレス)

Adobe Creative Cloud ExpressAdobe社が展開する無料のグラフィックツールです。

主な機能を上げると以下のとおりです。

  • ドラッグ&ドロップなど直感的な操作で資料を作れる
  • Googleドライブとの連携機能あり
  • ブラウザやアプリで閲覧・編集可能

【料金】

  • 無料プランあり
  • プレミアムプラン:1,078/

>Adobe Creative Cloud Express

まとめ

今回は、最新のおすすめプレゼンツール9選をお届けしました。

プレゼンテーションにおいて最も大切なことはもちろん、必要な情報をわかりやすく相手に伝えることです。しかし、毎回同じようなテンプレートで作られた代わり映えのない資料では、相手の興味や好奇心も徐々に失われてしまいます。

ご紹介したツールは、プレゼンツールの覇者ではなくても直感的に使えて、斬新かつ美しいデザインを簡単に作れるものばかりです。

ぜひ最新ツールの中から自社に合うものを探し、プレゼンスキルの向上にお役立てください。

参考サイト:

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