リモート営業の６つのメリット＆使いこなしたい営業ツールをご紹介！

こんにちは、石井です。

本日は、リモート営業の６つのメリットに加えて、Web会議システムやカメラ・マイクなどの営業ツールをご紹介していきます。

新型コロナウイルスの影響により、営業シーンの多くは対面からオンラインに切り替わりました。今では、リモート環境下で営業活動をすることの方が一般的になりました。

本記事では、リモート営業のメリットとすぐにでも活用したい営業ツールも紹介します。

リモート営業の基本知識

まずは、リモート営業の基本をおさらいしましょう。対面営業と比較をしながら、リモート営業に関する知識を深めていきます。

リモート営業とは？

リモート営業とは、「オンライン上で行う営業活動」のことを指します。PCやスマートフォンを使用して、ZOOMやSkypeなどのオンラインコミュニケーションツールを活用することで、お客様との商談を行います。

対面営業との違いとは

リモート営業では、「視覚」「聴覚」のみでお客様とコミュニケーションをします。これは、対面営業とは全く異なるシチュエーションであり、コミュニケーションの制限が大きくかかると言えます。そのため、意思疎通を円滑に実施するための工夫が必要なのです。

リモート営業の６つのメリット

リモート営業には、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、代表的な６つのメリットをご紹介します。

メリット１：時間効率が良い

対面営業では、お客様先に訪問をすることが一般的であったため、電車や車で移動する時間がかかりました。この移動時間が、リモート営業では必要ないということは大きなメリットです。

節約できた時間を上手に活用して、新しい商談を入れたり、資料作成をしたりすることも可能になりました。

メリット２：コストが低い

リモート営業では、お客様先への訪問が必要ないため、それに伴う移動コストが必要ありません。対面営業では必要であった電車代や車の維持費も必要ありません。

本記事でもご紹介するように、リモート営業であっても営業ツールを購入するためのコストはかかります。しかし、対面営業と比較するとはるかに安く済むでしょう。

メリット３：ターゲット企業が増える

リモート営業では、商談圏を拡大することが可能です。リモート営業は、場所の制限がないため、遠方のお客様にもアプローチが可能です。それにより、ターゲット企業が増えます。

メリット４：会議室予約の手間が省ける

リモート営業は、会議室の手配が必要ありません。そのため、会議室の予約をする必要がありません。また、会議室の維持費やメンテナンス費も不要です。

メリット５：レコーディングが容易

多くのオンラインコミュニケーションツールでは、商談の録音・録画が容易にできます。対面営業のときは、商談のメモによって記録を残してきました。リモート営業では、オンラインコミュニケーションツールの機能を使うだけで、レコーディングが簡単にできます。

メリット６：環境にやさしい

リモート営業では、紙で商談の討議用資料や提案資料を印刷する必要がありません。そのため、ペーパーレスで環境にやさしいと言えます。また、お客様先に訪問する必要もないため、温室効果ガスを排出する車やタクシーの利用も減らせます。

リモート営業のデメリット

リモート営業には、デメリットも存在します。２つのデメリットをご紹介します。

その１：お客様の反応が見えにくい

リモート営業では、画面越しでしかお客様の反応を見ることができません。そのため、お客様の心情を把握しにくいと言えます。

営業担当者は、「しっかりアイコンタクトできているのだろうか。」「しっかり自分の話を聞いてくれているだろうか。」という感情を持ちやすく、不安な気持ちになることもあるでしょう。

その２：営業側の熱量を伝えにくい

熱のこもったメッセージを伝えるということも、リモート営業では難しいと言えます。特に、アプローチやクロージングにおいては、営業担当者の熱量をお客様に伝えることが大切です。

しかし、リモート営業では、どうしても熱量を伝えることが難しいと言えるでしょう。

リモート営業のツール

リモート営業では、ツールをうまく活用することが求められます。今回は、オンラインコミュニケーションツールに加えて、ハード面の備品もご紹介します。

オンラインコミュニケーション

その１：ZOOM

ZOOMは、教育研修やワークショップでも使用されることが多く、最もメジャーなオンラインコミュニケーションと言えます。

機能性も優れており、画面共有はもちろんのこと商談のレコーディングも可能です。ただし、３名以上で会議をする場合は有料版でない限り、制限時間があります。

その２：Skype

Skypeは、全世界で多くのユーザを持ったWeb会議システムです。有料版も存在しますが、メインで使用するWeb会議システムがSkypeでなければ、無料版であっても問題ないでしょう。

その３：Chatwork

Chatworkは、その名の通りチャットを行うことがメインのツールです。しかし、Web会議機能も持ち合わせています。

無料版であっても、一対一の会議が使用できます。チャット機能として使用している会社は多いはずなので、これを機にWeb会議システムの１つとして検討してみるのも良いでしょう。

ハード面の設備

ハード備品としては、「外付けカメラ」「照明」「マイク」があります。「視覚」「聴覚」に限られるリモート営業において、「視覚」に関わるカメラと照明は必須と言えます。

また、PCスタンドを導入して、お客様との目線合わせることでアイコンタクトをしやすくなるでしょう。また、外付けのマイクの有無により音質は大きく変わるため、装備したいところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、リモート営業におけるメリットとツールについてご紹介しました。対面営業と比較して、リモート営業では、時間の効率化、コスト安、エコフレンドリーなどのメリットが存在します。

一方で、対面営業では可能だった「お客様との間で熱量や熱意を伝えあう」ことは、難しいと言えます。

また、ツールでは、代表的なオンラインコミュニケーションツールであるZOOM・Skypeはマスターしておきましょう。その他、使用する予定のあるツールは先んじて調べておくことをお勧めします。

新型コロナウイルスの影響で、まだまだリモート環境下での営業活動が続くことが予想されます。ぜひ、この際にリモート営業の基本をおさらいして、より成果を創出できるようにしましょう。