中堅ITシステム会社A社様 ビジョナリープレゼンテーション研修 実施事例
こんにちは。石井です。本日は、中堅ITシステムA社様に提供した、ビジョナリープレゼンテーション研修の実施事例をご紹介します。
実施概要
■導入企業名:中堅ITシステムA社様
■業界:ITシステム
■お客様規模:約5,000名
■実施年:2018年
■実施目的・ゴール
【目的】
・プレゼンテーションを通して、お客様決裁者や社内上位職者を巻き込み主体的な協力を得られるようになる
【ゴール】
・人を巻き込むプレゼンテーションに必要な観点を理解している
・プレゼンターとしての自身の強みや課題を理解している
■研修名:ビジョナリープレゼンテーション研修
■受講対象者:営業担当者 12名
解決したい課題
■お客様の背景・課題感
【背景】
ITシステムを販売・保守するA社様は、お客様の決裁者と関係構築を強化したいという想いがありました。
そのため、過去に弊社が「トップアプローチ研修」を実施させていただき、A社様のお客様の決裁者にどのようにアプローチするかを学んでいただきました。
【課題感】
研修受講生は、学んだ内容を現場で実践して、お客様の決裁者に対してアプローチをすることができるようになってきました。しかし、お客様の決裁者からヒアリングした内容を元に、どのようにプレゼンテーションをするのかということに関しては、まだ成長の余地が残されていました。
そこで、本研修では過去に「トップアプローチ研修」を受講していただいた方を対象に、お客様の決裁者からヒアリングした内容を踏まえて、どのようにプレゼンテーションを行うのかということにフォーカスしました。
本施策のゴール
本研修では2つのゴールを設定しました。
・人を巻き込むプレゼンテーションに必要な観点を理解している
人を巻き込むためには、プレゼンテーションの型を理解して、実践できるようにする必要があります。本研修では、決裁者から共感を得やすいプレゼンテーションの型を学び、実践できるようにトレーニングをしました。
・プレゼンターとしての自身の強みや課題を理解している
プレゼンテーションを成功させるためには、自身がプレゼンターとして聞き手を引き込む必要があります。そのためには、自身の強みをさらに伸ばして、課題を克服する必要があります。本研修では、その基礎固めとして自身の強みと課題を理解していただくことを目標としました。
実施詳細
ビジョナリープレゼンテーション研修
【研修の特徴】
本研修では、3つの特徴があります。
その1:ビデオ撮影による視覚化
本研修では、2回プレゼンテーションを実施します。いずれもビデオで撮影して、プレゼンテーションが終わった直後に、受講生自ら確認していただきます。ビデオを見ることで、自らのプレゼンテーションの強みと課題を認識いただきます。
その2:講師による個別指導
本研修では、講師が受講生一人ひとりのプレゼンテーションを見て直接フィードバックを行います。受講生の強みや課題に合わせてフィードバックを行うため、受講生それぞれのレベルに合わせた成長が可能です。
その3:実践で即使える
本研修で使うプレゼンテーションの資料は、受講生が実際のお客様にプレゼンテーションをするために作成したものです。そのため、本研修を受講することで、本番さながらのトレーニングとブラッシュアップが可能です。
結果
本研修では下記の成果を得ることができました。
・ビジョナリープレゼンテーションの型の体得
ビジョナリープレゼンテーションの型を体得し、実践で活かせるようになったことは最大の成果であると感じます。またこの手法を学ぶことで受講生各々が自信を持ってプレゼンテーションをされている様に見受けられました。
・プレゼンテーションにおける基礎力の向上
声の大きさ、抑揚、表情の使い方など、プレゼンテーションの実践演習を通して、各々の課題を解決できたことは成果であると感じます。基礎力が向上したことでプレゼンテーションに余裕も生まれている様子でした。
お客様の声
受講生からは以下のような声を頂戴しております。
・受講生Xさん
お客様の決裁者にプレゼンテーションをするのは、自信がなく不安でしたが、プレゼンテーションの型を学べたので、実践しやすくなりました。
・受講生Yさん
自分のプレゼンテーションする姿をビデオで見ることで、「もっと成長しないといけない。」とモチベーションアップにつながりました。自分でも撮影して、練習することはできるので、学んだ内容を活かして、やってみたいと思います。
石井 健博
ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。3歳息子のパパ。