マネジメント
2023.02.22

マネジメントセミナーで得られる3つのスキルとは?おすすめ6選も紹介!

こんにちは、宮本です。

今回は「マネジメントセミナー」について解説します。

外部環境の変化が激しい中、企業は限られた資源で成果を出すことが求められています。そのためには、チームや組織、会社全体をも動かすマネージャーのスキルアップが欠かせません

なぜならば、マネージャーこそが、経営陣と現場との間の潤滑油になり、業績を向上させるための主役と言えるからです。

しかし、マネジメントスキルを高めることは容易ではありません。一朝一夕でマネジメントのスキルを身に付けることは難しく、理論を学ぶだけでも、現場で経験を積むだけでも十分であるとは言えないでしょう。

マネージャーは、変わり行く外部環境に適応するためにも、常に学び続けなければならないのです。

学び続けるための1つの機会として有効活用できることが、マネジメントセミナーへの参加です。今の自分に必要な内容を体系的に学べ、スキルアップを図るには良い機会になるでしょう。

この記事ではマネジメントセミナーに参加する目的、得られるスキルについて解説します。

最後にマネジメントセミナーを開催しているおすすめの企業も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

マネジメントセミナーに参加する目的は?

マネジメントセミナーに参加する目的は、マネジメントスキルを高めるためです。

ただ、マネジメントスキルにはさまざまな種類があるため、やみくもにマネジメントセミナーに参加するだけでは、期待通りの成果を得られない可能性があります。

だからこそ、「どのようなマネジメントスキルを高めたいのか?」についてセミナーを探す前に決めることが重要です。

例えば、「メンバーのモチベーションを高めたい」「メンバーの一人立ちを支援したい」「チームのビジョンを創りたい」など、さまざまな目的が考えられます。

マネジメントセミナーの対象者は、すでにマネージャーである必要がある…ということは大きな間違いです。

マネジメントとは、役職や階層に関係なく誰もが持つべき教養の1つであり、これからマネージャーになる予定やなりたいと考えている方でも受講可能です。

また、マネジメントセミナーに参加することで下記のようなメリットがあります。

  • メリット1:最新情報や最新事例が収集できる
  • メリット2:短時間で凝縮した情報を得られる
  • メリット3:今、自分に必要な内容に絞って受講することができる

例えばマネージャー候補の場合、新任マネージャー向けセミナーを受講するとマネジメントの基礎が学べます。セミナー後も上長と定期的に面談し併走してもらうことで、マネジメント業務に慣れていくでしょう。

現役マネージャーの場合は、経営に関する知識やスキルを学ぶことで自身の視座が高まります。経営サイドへのステップアップにも役立つはずです。

このようにマネジメントセミナーは、参加者の役割に沿った内容を受講することで効率的に学べるのです。

マネジメントセミナーで得られる3つのスキル


マネジメントセミナーに参加することで、受講内容に沿ったスキルが身に付きます。セミナー参加で身に付く3つのスキルについて見ていきます。

その1:部下を育成するスキル

1つめは、部下を育成するスキルです。企業が成長し続けるためには、人材育成が欠かせません。優秀な人材を台頭させると同時に、流出防止にもつながるためです。

  • 「どうすれば部下が仕事を覚えるのか?」
  • 「なぜやる気になってくれないのか?」

セミナーではOJTがうまくいかない理由から、しっかり効果を出すための方法まで学べます。日常の現場で抱くマネージャーの悩みが解消でき、部下育成に役立つでしょう。

その2:組織を形成・強化するスキル

2つめは、組織を形成・強化するスキルです。部下の力をうまく引き出し相乗的効果を高めながらも、他部署と連携して強い組織を作っていきます。

強い組織の条件としては、以下があげられます。

  • チームのビジョンや目標が明確である
  • リーダーシップを発揮する存在がいる
  • チームメンバーが相談できる相手がいる

セミナーでは、組織形成について参加者それぞれの感想や学びが共有できるでしょう。自分の意見を述べたり、ディスカッションしたりする中で自分には無い視点に気づけます。

その3:経営に関するスキル

3つめは、経営に関するスキルです。将来経営層にステップアップするためには、企業全体の数字を意識する必要があるためです。経営を理解するためには、業績や財務に関する数字の理解が欠かせません。

  • 損益決算書(P/L
  • 貸借対照表(BS
  • キャッシュフロー計算書(CS
  • 自己資本当期利益率(ROE
  • 損益分岐点比率

経営陣として会社運営に携わるなら、上記の数字は最低限押さえておかなければいけません。理解して初めて、自社の課題や今後取るべき施策が導き出されるのです。

マネジメントセミナーでは経営指標に関して体系的に学べるため、会社全体を見渡す視点が身に付きます。将来へのステップアップには、有効になるでしょう。

マネジメントのセミナーよりもう一歩踏み込んだ「研修」について知りたい方はこちらからマネジメント研修に関する資料もダウンロード頂けます。

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マネジメントセミナー開催企業おすすめ6選!

マネジメントセミナーを開催している、おすすめの企業を6社紹介します。企業ごとに特色はさまざまですので、自社にとってより効果が高まるセミナーが含まれているかもしれません。ぜひ、参考にしてください。

1.アルヴァスデザイン

自律型の人材が一層求められる時代だからこそ、次世代のリーダー育成に重きを置き「ドラッカーのリーダーシップ」が学べる場を提供している会社が、アルヴァスデザインです。

営業変革の現場から押さえるべきポイントや、次世代のリーダーに求められる観点についても学べる内容となっています。

組織変革に取り組んでいるマネージャーの方々には、必見の内容です。

企業名株式会社アルヴァスデザイン
実施形態WEBセミナー
受講費無料
学べること・これからの時代に必要なリーダー育成の場所
・ドラッカーのリーダーシップ論
・組織変革に必要なポイント
プログラム(事例)パート1:藤田勝利氏による講演「ドラッカーのリーダーシップ」
パート2:高橋研×藤田勝利×石井健博によるパネルディスカッション
パート3:ご視聴者様からの質疑応答

参考:アルヴァスデザイン

アルヴァスデザイン社では定期的にマネジメントセミナーのアーカイブ動画もお届けしております。

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2.リードクリエイト

リードクリエイトのセミナーでは、人材育成手法を取り上げ自社にとって最も大切な考え方やアプローチを考察する機会が提供されます。

今後の人事ポリシーや育成方針に不安な方や、他社の状況や取り組み事例を収集したい方には最適です。

企業名株式会社リードクリエイト
実施形態WEBセミナー
受講費無料
学べること人事の歴史を押さえることで未来へのヒントにつなげる。
プログラム(事例)人事トレンドに振り回されない人事~自社にとっての「不易流行」とは何か?~
・手段が目的化しやすい人事トレンド
・人事・人材開発における「不易流行」
・変化の過渡期だからこそ追及したい人事と育成の本質

参考:リードクリエイト

3.リクシス

「超高齢化時代に、すべての人の物語が輝く世界を」掲げるリクシス。団塊の世代が75歳を超え後期高齢者となる「2025年問題」が目前に迫る中、働きながら介護している人が輝く社会を実現するための答えを追求しています。

セミナーでは、共感した12の企業の知恵やアイデアが詰まった実施例や現場での苦悩を共有しながら、自社に置き換えて考えられます。

企業名株式会社リクシス
実施形態WEBセミナー
受講費無料
学べること12の企業・団体でビジネスケアラー対策のあるべき姿を議論、検討する業界横断研究会「Excellent Care Company Lab」。その議論から見えた方向性やコンセプトを共に考える。
プログラム(事例)・3万人大調査「ビジネスケアラー」と企業人事のホンネ
・「Excellent Care Company」白書2022(仮)
・「Excellent Care Company」ってなんだ!?~ECC Lab参加4社の人事担当による対話~
・「Excellent Care Company」のこれから~2025年までの道~

参考:リクシス

4.富士通ラーニングメディア

組織やチームの成長に資する人材の特徴や、価値を最大化するために取り組むべき内容を学べるのが、富士通ラーニングメディアが開催する「Fujitsu人材育成セミナー」。

「基調講演」「パネルディスカッション」「特別講演」の3部構成で人的資本経営について探求でき、マネージャー・経営幹部・人事担当者必見の内容となっています。

企業名株式会社富士通ラーニングメディア
実施形態WEBセミナー
受講費無料
学べること未来への資本となる「人材」を成長させ、企業価値の向上につなげる「人的資本経営」の取り組みについて。
プログラム(事例)第1部:基調講演「企業価値を創造する人的資本経営」
第2部:パネルディスカッション
第3部:特別講演「音楽のバトンを未来につなぐ」

参考:富士通ラーニングメディア

5.アイデアル

アイデアルが開催するのが、インターンシップから次世代リーダー育成に活用できる、ビジネス思考を高めるためのオンラインビジネスゲーム体験セミナー。

ボードゲーム形式でビジネスに起こりうる状況を体験し、自身の課題を知り実務へ活かします。

企業名株式会社アイデアル
実施形態WEBセミナー
受講費無料
学べることゲームを通じて各プログラムに設定された「学びのねらい」を習得。ゲームの勝敗を単に楽しむだけでなく、結果の振り返り(内省的考察)をすることでさまざまな気づきと学びを得る。
プログラム(事例)【ゲーム概要】
各プレーヤーが商人となり、複数の商人と商材を取り合う。
・市場開拓
・部分最適ではなく全体最適
・マーケティングのポジション
・競合への対応
・先行者利益

参考:アイデアル

6.カイラボ

若手社員の離職にお悩みの経営者や人事担当者だけでなく、部下育成に悩むマネージャー職の方々にもおすすめするのがカイラボのセミナー。職場のメンタルヘルスケアの基本や部下のメンタル不調を見抜くコツがわかります

企業名株式会社カイラボ
実施形態WEBセミナー
受講費無料
学べることラインケア(管理職が職場や部下に対して行うメンタルヘルスケアのこと)の基本が学べる。特に「部下のメンタル不調を見抜く」ことにフォーカスをあてる。
プログラム(事例)・メンタルヘルスケアにおける管理職の役割(ラインケアの役割)
・部下のメンタル不調を見抜くためのポイント
・メンタルヘルスケアに対するよくある勘違い
・質疑応答

参考:カイラボ

まとめ

いかがでしたか?本記事では、マネジメントセミナーについて解説しました。

環境の変化が激しいビジネスシーンでは、企業の中核を担うマネージャーのスキルアップが欠かせません。立場や役割によって必要なスキルが身に付くセミナーへの参加は、合理的且つ効率的であることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

現在ではオンラインで、しかも無料で参加できるセミナーが常時開催されています。

ご自身が学びたい点を明確にして、ぜひ一度参加をご検討ください。

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この記事を書いた人

宮本 聡介

営業経験は25年あり、その中で時代と共に営業スタイルを変えてきた。 豊富な営業経験を活かしつつも、時代を先取りした営業系の記事を制作。 特に、卸系の営業には長く従事し、経験や知識は極めて潤沢。

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