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2022.08.12

ビジネス用プレゼンにおすすめのテンプレートサイト7選!無料で使える素材が満載!

本日は、プレゼンテーション(以下、プレゼン)のテンプレートをご紹介します。

パワーポイントを使ってプレゼンをすることが多くなった今、皆さんの営業シーンでも、日々提案書や企画書などをパワーポイントで作成することが多いのではないでしょうか。そんな中、ありきたりなデザインは見飽きた…という方も多いのではないでしょうか。

デザインに凝ったり時間をかけすぎたりする必要はありませんが、聞き手の興味やテーマの種類に適したデザインを施すことで、より相手の関心を惹きつけられるというメリットがあります。

また、一から型を作る必要はなく、すでに形が出来上がっているテンプレートを利用すれば誰でも簡単に高い品質のスライドを作ることが可能です。

そこで今回は、ビジネス用プレゼンにおすすめのパワーポイント用テンプレートを配信しているサイトを7つ厳選してご紹介します。

【厳選】おすすめのテンプレートサイト7選

パワーポイントなどで作るプレゼン資料に使えるテンプレートサイトは、海外サイトも含めて多数ありますが、その中でもおすすめと言えるサイト7選をご紹介していきます。

おすすめ1:Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)

Microsoft Officeは、その名のとおりMicrosoftが提供しているテンプレート配布サイトです。

PowerPointを使っている場合は使用したことがあるかもしれませんが、ビジネスに使える図やグラフ、会議用資料などの洗練されたテンプレートがたくさんあります。インフォグラフィックなどデザイン性のある素材も選べるので、まずはこのサイトを覗いてみるとよいでしょう。

Microsoft Officeのテンプレートの特徴を整理すると以下のとおりです。

  • 様々なテーマに沿ったビジネス用テンプレートが多い
  • 図や表、インフォグラフィックなどのテンプレートもあり
  • そのまま使える完成されたテンプレートが多いが、必要に応じて簡単に修正が可能

【料金】無料(一部プレミアムデザインはMicrosoft Office365の購読が必要)>PowerPoint|Microsoft

おすすめ2:Canva(キャンバ)

Canvaはあらゆる用途に使用できる25万点以上の無料テンプレートを配布しているオーストラリア発のデザイン公開サイトです。

プレゼン資料だけでなく、営業シーンでよく目にするビジネス文書や企画書、報告書、提案書などのテンプレートも豊富で、また写真やアイコンといったフリー素材も100万点以上あります。

Canva上でテンプレートを使ってプレゼン資料を作成したり、テンプレートをエクスポートして他のプレゼンソフトで使用したりと、非常に用途の幅広い便利なサイトです。

Canvaの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • プレゼンやビジネス書類、チラシなどの無料テンプレートが25万点以上
  • 無料で使用できる画像やイラストなどの素材が100万点以上
  • Canva上での資料作成も可能(編集画面を共有して共同作業も可)

【料金】無料 (プレミアムコンテンツを使用するためには有料のCanva ProまたはCanva for Teamsへの加入が必要)>無料デザインツール:プレゼンテーション、動画、SNS | Canva

おすすめ3:bizocean(ビズオーシャン)

bizoceanは、ビジネスに関する文書やデザインのテンプレートを提供しているビジネス書式サイトです。

ビジネスに特化しており、有識者が監修したテンプレートからはビジネスで使用する文章やデザインの書き方なども学べます。およそ3万点もの豊富なテンプレートをダウンロードでき、「DX」「SDGs」といったさまざまなキーワードからテンプレートを探すこともできるので、様々な目的に適した素材が見つけやすいでしょう。

bizoceanの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • ビジネスに特化したテンプレートが3万点以上
  • 有識者が監修したテンプレートや文書の書き方ノウハウなども学べる
  • あらゆるビジネスキーワードをもとにテンプレートを探せる

【料金】一部有料

>テンプレートとハウツーを共有しよう|bizocean

おすすめ4:slidesgo(スライズゴー)

slidesgoは、PowerPointGoogle Slideで使用できるプレゼン資料用のテンプレートを配布している海外のサイトです。

海外らしいおしゃれな目を引くデザインが数多く取り揃えられており、多様な色やスタイルから目的に合ったテンプレートを探せます。また「ビジネス」「マーケティング」といったジャンルや、「リサーチ」「テクノロジー」といったタグからも検索できるので、自社にぴったりの素材が見つけやすいでしょう。

slidegoの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • 海外のプレゼンでよく見るようなおしゃれで斬新なデザインが多い
  • 様々なジャンルやタグから目的に合ったテンプレートを探しやすい

【料金】無料:月10個までダウンロード可能、有料:無制限でダウンロード可能

>Slidesgo: Free Google Slides themes and Powerpoint templates

おすすめ5:Slides Carnival(スライズカーニバル)

Slides Carnivalは、スペインのUIデザイナーが運営する、約200種類のプレゼン用テンプレートが全て無料でダウンロードできるサイトです。

素材はシンプルかつ洗練されたデザインのものが多く、ダウンロードするだけで誰でもプロのデザイナーのような資料を作成できます。営業シーンでも役に立つビジネス向きのテンプレートのバラエティも豊富で、「フォーマル」「スタートアップ」といったジャンルからも検索できます。

1つひとつの素材が細かく活用シーンを想定して作られていて、それぞれ作者のコメントも添えられているので、目的に合ったテンプレートを探すうえで参考になるでしょう。

Slides Carnivalの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • 200種類のプレゼン用テンプレートが全て無料でダウンロード可能
  • シンプルかつ洗練されたデザインで、編集しやすい素材が多い
  • 1つひとつのテンプレートが細かく活用シーンを想定して作られているため、テンプレートを選ぶ際の参考になる

【料金】無料

>無料パワーポイントテンプレートと無料Googleスライドテンプレート|Slides Carnival

おすすめ6:PRESENTATION GO(プレゼンテーションゴー)

PRESENTATION GOは、ビジネスで使えるユニークな素材を取り揃えている海外のプレゼン用テンプレートサイトです。

特にグラフやチャート、インフォグラフィックといった、一目で内容を伝えたい時に使える斬新な素材が豊富にそろっています。1,970ものデザインが制限なくすべて無料でダウンロードできるので、あらゆる素材を組み合わせてオリジナルのプレゼン資料を作り上げることもできるでしょう。

PRESENTATION GOの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • ビジネスで使えるユニークかつ高品質なテンプレートが約2,000種類
  • グラフやチャート、インフォグラフィックなど「一目で伝わる」素材が豊富

【料金】無料

>PresentationGO: Free Google Slides and PowerPoint templates&infographics for presentations

おすすめ7:Free PowerPoint Templates design(フリーパワーポイントテンプレーツデザイン)

Free PowerPoint Templates designは、さまざまなビジネスのテーマに沿ったプレゼン用テンプレートを無料で配布している海外サイトです。

「ビジネス」「金融」「産業」などのジャンルからテンプレートを検索でき、1つひとつのテンプレートがおよそ50ページ(スライド)に及んで作り込まれていています。写真素材を使ったインパクトのあるデザインやイラストを使った親しみのあるデザインなど、多くの選択肢から自社の雰囲気に合ったものを探せます。

Free PowerPoint Templates designの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • さまざまなビジネス領域のジャンルに沿ったテンプレートを提供
  • 1つひとつのテンプレートにテーマがあり、それぞれ50スライドにわたり豊富な素材が詰まっている

【料金】無料

>Free Business Powerpoint templates design|com

テンプレートを使用する際に注意したい4つのポイント

ここまでおすすめのプレゼン用テンプレートサイトをご紹介してきましたが、本章ではテンプレートを使用する際に注意すべきポイントを4つ解説します。

ポイント1:トーン&マナーは適切か

テンプレートを使う上では、テンプレートの雰囲気が自社や自社の商品・サービスのイメージと合致しているかどうか、つまりトーン&マナーに注意しなければなりません。

なぜならば、プレゼンの聞き手は、プレゼン資料の内容だけではなくデザインや雰囲気からも情報を受け取っており、それらが感情や印象に大きな影響を与えるためです。

例えば、先進的なIT機器を扱う会社であるのに、温かみのある手書き風イラストがメインのデザインを選んだ場合、「自社商品がいかに先進的で優れているか」ということは伝わりにくくなります。

テンプレートを利用する場合は、デザインのベースを参考にしてプレゼンの目的に合ったスタイルに適宜修正する必要があるでしょう。

ポイント2:1枚のスライドあたりの情報量は適切か

個人でのカスタマイズを前提としたテンプレートを用いる場合、より多くの素材を提供するために、1スライドにグラフィック素材が豊富に詰め込まれていることがあります。またテンプレートがオシャレで洗練されていると、ついたくさんの素材を使ってしまいたくなります。

しかし、テンプレートをそのまま利用してしまうと、聞き手にごちゃごちゃした印象を与えてしまう可能性があるため、1スライド1情報」の原則に則ってできるだけシンプルに仕上げるよう心掛けましょう。

ポイント3:グラフや表などの使い方は適切か

多くのプレゼン用テンプレートには、魅力的なグラフや表のフォーマットが含まれています。パワーポイントのデフォルト設定のものよりも先進的でたくさん使いたくなってしまうものばかりですが、多用しすぎたり誤った使い方をしたりしていないか注意しましょう。

例えば、複数回答可のアンケート結果を表すのに円グラフを利用していたり、グラフの見た目と実際の数値のボリュームが一致していなかったりというミスはよく起こります。

1から自分で作成するよりもこうしたミスが起きやすくなるため、資料が一通り出来上がったら最後によく確認するとよいでしょう。

ポイント4:メッセージが明確に伝わる内容になっているか

どんなプレゼン資料作成においても言えることですが、「最も伝えたいメッセージ」がわかりやすく伝わる内容になっているかを最後に入念にチェックしましょう。

お気に入りのデザインにこだわりすぎて情報量が多くなっていないか、既存のテンプレートそそのまま使うことで本来の話の流れが乱れていないかなど、聞き手の気持ちになって見直してみるのです。

テンプレートを活用することは効率化や品質向上に役立ちますが、テンプレートありきの資料になってしまわないよう注意しましょう。

まとめ

今回はビジネス用プレゼンにおすすめのテンプレートサイト7選をご紹介しました。

無料で質の高くさまざまなジャンルに対応したテンプレートを提供しているサイトが多く、きっと目的に合った最適な素材が見つかるはずです。簡単にプロのデザイナーのような洗練された資料に仕上げられるため、業務効率化やプレゼン効果の向上も期待できます。

ただし、魅力的なデザインだからといって必要以上にコンテンツを増やしたり、自社のイメージに沿わないものを無理やり使用したりすると逆効果になることもあるでしょう。

真似できる部分は遠慮なく活用し、目的に合うように適宜カスタマイズして、ワンランク上の資料作りをぜひ実践してみてください。

 

参考サイト:

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